日本文化の良さが改めて見直されている昨今、和装で結婚式を挙げたいというカップルが増えてきています。
しかし、そこで気になってくるのが、式や披露宴で流すBGMです。
おすすめ曲としてピックアップされているものはほとんどが洋風結婚式を念頭にしているため、和風には少しミスマッチ、というケースが多いのです。
一生に一度の結婚式。流す曲にもこだわって、和装結婚式にピッタリのBGMを探してみましょう。
和装結婚式おすすめ曲は?みんなが選ぶ人気BGMは
和風結婚式で流すBGMは、和に合うしっとりとした曲調のものがおすすめ。
使われている楽器がピアノやヴァイオリンと言った西洋楽器でも、ゆったりとした曲調は和の雰囲気によく合い、モダンな雰囲気を演出することができます。
より「和」にこだわりたい場合は日本独自の楽器である琴や三味線を使った楽曲を選ぶといいですね。
雰囲気をぐっと高め、非日常感を高めることができるでしょう。
「和風だから落ち着いた雰囲気にしなければ」とイメージを縛ってしまうことはありません。
和風でも盛り上げていきたい、というときは、テレビドラマやアニメ、映画などのBGMから探すのがおすすめ。
ゲストにとっても耳馴染みの曲が多いですし、なかなかとっかかりが見つからず探しにくい、というときも、作品のテイストに注目すれば目当ての曲を見つけやすくなります。
もちろんボーカル入りの曲を選ぶことも可能です。歌詞の意味に注目するのはもちろんですが、音色にも耳を傾けてみましょう。
特に、和楽器が使われているものなら、和風結婚式との馴染みが良くなります。
それを踏まえて、人気の曲をいくつかチェックしてみましょう。
まずはDJOKAWARIの『Luv Letter』。
DJという名前から意外に思うかもしれませんが、和装結婚式の新定番として人気を集めている曲です。
水のように流れるピアノの音色が、和の雰囲気にぴったりとマッチします。
同じく西洋楽器を用いたBGMでおすすめなのが、日本が誇るヴァイオリニスト、葉加瀬太郎の『万讃歌』です。
厳かな雰囲気を持ったこの曲は、神社など和の場所にも嵌まります。葉加瀬太郎さんの曲は和の雰囲気に合うものが多く、他にも『エトピリカ』や『ひまわり』なども人気です。
和楽器を使った楽曲では、東儀秀樹の『There Must Be An Angel』や吉田兄弟の『RISING』などがおすすめの曲です。
雅楽演奏家の東儀秀樹さんの楽曲は、大人っぽい雰囲気にしたいときにぴったり。吉田兄弟が奏でる力強い三味線の音色は、場の空気をびしっと引き締めてくれます。
ゲストをぐっと引き付けたいときに使えるのが、松本晃彦の『The Summer Wars』。
映画「サマーウォーズ」の劇中歌で、出だしのインパクトがすさまじい曲です。
ゲストの意識を一気に引き込むことができるので、鏡開きや入場などによく合います。
大河ドラマ『篤姫メインテーマ』も冒頭のインパクトが強い曲です。その後は流れるように曲に入っていくので、一曲の中で緩急を付けることができます。
ボーカル入りの楽曲で人気なのがゆずの『桜会』。
イントロや間奏に和楽器によるオーケストレーションが入るので、和風との馴染みが抜群にいい曲です。
歌詞も爽やかであたたかく、幸せな門出を演出してくれることでしょう。
力強い歌声で新たな人生をスタートする2人の背を押してくれる、中島みゆきさんも人気のボーカリスト。
中島みゆきの『糸』は歌詞が結婚式にぴったりで、洋風和風問わずよく使われている曲です。
BGMはドレスや式場選びと違い、予算に左右されません。それだけに選ぶ人のセンスが大切になってきます。
間違いのない曲を選ぶには、自分の持っているイメージをはっきりさせることが大切。
しっとりとした雰囲気にしたいのか、格好良く決めたいのか、壮大さを演出したいのかによって、探し方も変わってきます。
ぜひ「これだ!」という曲を見つけてくださいね。