成人式では、全国で多くの人が着物を用意したり前撮りで写真を残したりしています。
そのため、成人式直前までのんびり放置していると、気に入った振袖が見つからずに右往左往したり、前撮りの予約が取れなかったりすることもあり得ます。
そこで、こちらでは成人式の前撮りや振袖のレンタルのタイミングについてご紹介していきます。
成人式の前撮りの予約はいつまで?
前撮りの予約は、早ければ成人式の前年、1~3月あたり、遅ければ成人式後がおすすめです。
というのも、前撮りは振袖が用意できてから予約を入れる流れになります。
そのため、一年前に振袖が手元にある、あるいは好みの振袖の予約ができた場合には、成人式と気候が似通っている1~3月に撮影すれば最も違和感なく仕上がるのです。
振袖の準備が間に合わなかった場合には時期をずらさなければなりませんが、振袖の生地は秋・冬用になっているため着用していて温かく、春夏に着ると汗でメイクが崩れたり、着物を汚す恐れがあります。
また、春先以降は紫外線の量が増えて日焼けをしてしまい、秋冬よりも顔映りが悪くなる恐れもあります。
成人式よりも先に前撮りを済ませておくメリットは他にもあり、事前に一度メイクやヘアセットをしておくことで、本番に向けて改善すべき点がわかりますし、ヘアメイクの担当者も当日の予定が立てやすくなります。
一方で、翌年の成人式本番前は予約が入りにくく、希望の日時に前撮りができない可能性が高いです。
成人式当日の撮影も可能ですが、出来たら避けたほうが無難です。
というのも、当日は久しぶりに会った友人と話がはずんだり、式後に親族やお世話になった人のところに振り袖姿で出向いて挨拶をしたりと落ち着かないことが多いためです。また、撮影する前に着付けやメイクが崩れたりする恐れがあるんですね。
さらに、成人式の当日が雪や雨になって、予定がずれこんだりすると、慌てて写真を取ることになり、一生に1回の写真としてはとてももったいないです。
ですので、落ち着いて撮影できる成人式を終えた日を予約するのが得策です。
まず、振袖を選び、決まったらすぐに前撮りの予約を1~3月中、遅くとも5月前半あたりまでに入れておくと、翌年の成人式までゆっくり過ごすことができます。
振袖レンタルをするのはいつまで?目安の時期は
振袖レンタルをいつまでにすませるのかという点については、前年の成人式を終えた後、1~3月中がおすすめです。
しかも、振袖をレンタルする場合、新作は前年の成人式が終わってからすぐのタイミングで発表されます。
そのため、理想としては成人式が終わったらすぐに、レンタルショップに新作入荷のスケジュールを聞いてから訪問してみることをおすすめします。
この時期は、大学なども休みで下宿の学生も帰省していることが多いため、親子でレンタルショップをチェックしやすいというメリットもあります。
また、振袖が入荷されてからすぐに選ぶことができるため、選択肢の幅が広いというのも大きなメリットです。
レンタルの場合、入荷されている着物の枚数に限りがありますので、予約のピークは前年の1~3月です。
この時期を過ぎると、取り扱っている着物の中でも人気の高いものはどんどん予約済みになってしまい、選択肢がかなり少なくなります。
前撮りを早めに済ませた方がスムーズに進むことを考えても、早い方が後々の準備が進めやすいです。
ヘアメイクも振袖が決まってからの方が、髪型や髪飾り等を決めやすくなります。
前年の成人式の時期になると、翌年成人式を控えている家庭にはダイレクトメールなどが届くようになります。
案内やネットなどを活用して、前もってレンタルショップやフォトスタジオ、美容室などの目星をつけておくと、実際に着物を見て回ったり、各方面に予約を入れたりするときに役立ちます。
成人式の前撮りは、当日前に終えておいて、レンタルは早めに動いていたほうがいいです。よい成人式をお迎えくださいね^^
まとめ
- ・前撮りは前年の1~3月、もしくは成人式後
- 振袖のレンタルは前年の1~3月
- ヘアメイクの予約も忘れずにしましょう