小学校の卒業式に袴はおかしい?

最近の小学校の卒業式に袴を着ることが話題になっています。

良くも悪くも・・です。

これまでの小学校の卒業式では、小学生は制服がある場合は制服で参加したり子供用のスーツやドレスなど華やかな洋装で参加するケースが多く見受けられました。

そんな中、ここ最近で議論となっているのが小学生の袴姿での卒業式への参加です。

様相と同じく華やかな印象のある衣装ですが、一部では「袴おかしい」という声もあることから賛否が分かれていると言われています。

実際、小学生の袴姿での卒業式への参加を禁止する小学校もあることから、袴姿の小学生はおかしいという意見があるんですね。

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卒業式の小学生が袴姿はおかしい?

小学校の卒業式に袴姿は、おかしいかどうかは、周りの小学生のファッションと合っているか?がポイントになるかと思います。

「小学生に袴姿がおかしい」という意見がある方は、行き過ぎている(浮いている)印象を受けているのかもしれません。

また、SNSやインスタなどで華やかな姿がこれまでの卒業式のイメージと違って感じる方もいるのかもしれないですね。

ですので、あまり着飾った袴姿が周囲の小学生の格好とマッチしているかを考えると良いかもしれません。

小学生が袴を着るというのは、日本の文化を知ることができるいい機会とも思えるので、悩ましいですね。

なぜ卒業式に袴を着るといけないのか?

そもそも、なぜ小学生が卒業式で袴を着るのがおかしい?かというと、いくつかの理由が挙げられています。

例えば「華美さや華やかさを競う場所ではない」とされるものや「あくまで卒業式は式典なので、オシャレに趣を置くべきではない」とするもの、さらに「着物を着て式典に参加する時代ではない」などという意見もあるようです。

これらの理由や意見の中には袴おかしいというよりも、その上で小学生に化粧をするなど力を入れる部分を間違っているのではないかという指摘もあるとされています。

また、学校側が小学生の袴姿を禁止しているところでは、「卒業式で華美な衣装を身につけるべきではない」とする考えがみられています。

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お手洗いや着崩れした場合の直しが大変である点や動作の一つ一つに遅れが生じてしまう点、着慣れていない服装のために倒れてしまう生徒が出る可能性がある点なども挙げられているようです。

ただ、学校側が最も禁止したい理由として挙げているのが、「衣装の華やかさやおしゃれでの競い合いが出てしまい、どんどんエスカレートしてしまう可能性がある」ところや「経済的な格差が出てしまう」ところです。

特に、卒業式という重要な祭典の中で余計なトラブルの種を持ち込まれるのは避けたいと考えており、原因となる袴を禁止することでトラブルを防止している小学校も少なくありません。

このような傾向がみられるところから、卒業式で小学生が袴姿で出席するのはおかしいのではないかという意見が出てきているのではないかと考えられます。

実際に卒業式に袴を着る小学生は多い?

ただし、これはあくまでも一部の意見であり、世間一般の中で袴姿がおかしいとされているわけではないようです。

実際、小学校の卒業式で袴姿で出席したという小学生は少なくありません。そしてそんな小学生に対して好意的な意見も多く、「成人式のようだ」とする声もみられているようです。

このため否定的な意見ばかりではなく好意的な意見も多く、「着飾っているのではなくあくまでも式典に参加するためのもの」として袴を選ぶ点については肯定的な意見も多くみられています。

このため袴おかしいと否定的な意見が出ているのは袴そのものではなく、着飾ることに重点を置いている部分が非難されている傾向が強いと考えられています。

まとめ

小学校の卒業式に袴を着てよいのか?については、賛否があるかと思います。

ポイントになるのは、小学校の卒業式にふさわしいか?周りの小学生の姿と合っているか?という点ではないでしょうか。

華美に着飾るのではなく、あくまでも式典に参加するための装いとして小学生らしいものを選んでおけば非難される理由はないというわけです。

ただ袴姿で出席させるのが子供のためになっているのかどうかについては、卒業式でどの程度の子供たちが袴姿で参加しているのか、過去にそのような前例があったかどうかで異なります。

特に制服が用意されている小学校であれば制服で参加する方が子供たちにとっても望ましいとされていますし、服装が自由であっても1人だけ袴姿というのは浮いてしまうため決して子供のためになっているとは言い難いですよね;

もしも、子供のために服装をどうすればいいのか悩んでいる場合は、学校や周囲の人たち、そして何より子供自身に確認しながら卒業式にふさわしい袴のコーディネートを考えるのが大切だとされています。

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