卒業式の袴はいつ準備する?

大学生や私服高校の卒業式で、振袖に袴を着てみたいと考えている人が増えています。

ですが、振袖は母親や祖母が持っていても、袴まで持っている人は少ないので、レンタルをするケースが殆どです。

そのレンタルも、2018年の「はれのひ」の事件を知る人にとっては、なるべく確実に予約ができるようにしておきたいですよね。

また卒業式が近づくごとに、大学生は卒論が忙しかったり、高校生は大学受験を控えたり、私生活の大きなイベントが目白押しです。

慌てないためにも、事前の準備もしっかり整えておきたい人が多いかと思います。

そこで後悔しない袴選びや予約が出来るように、予約のベストタイミングや、事前にしておきたい準備について、ご紹介します。

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卒業式の袴の予約いつまで?ベストタイミングは?

袴を含めて、卒業式に着物を着るなら予約は「夏休み前」がベストタイミングです。

「えっ、そんなに早くから?」と思う方もいるかもしれませんが、実際、夏休み前に予約をすればよかったと後悔する人が多くいます。

その理由は、次のとおりです。

  • 卒業式用の申し込みのピークが秋だから。
  • 妥協せずに自分の好きなデザインを選べるから。
  • 早割でお得に予約できることがあるから。
  • スケジュールが組みやすいから。

卒業式に向けて袴や振袖のレンタルを申し込む人は、秋にピークを迎えます。

例えばネットショッピングでも、人気の高い商品から、次々に売れてしまいます。袴や振袖のレンタルも同じで、人気の高い柄や流行りのデザインから、すぐに予約が埋まってしまいます。

それに早割など、キャンペーンが実施されているのも夏休み前から秋にかけてのことが多いです。店舗によって異なりますが、比較してみると思わぬ安さでレンタルできることもあります。

また卒業式が近づくにつれて、就職活動や卒論、大学試験などイベントは目白押しです。

写真館や美容店も混雑するシーズンなので、早めにスケジュールを組んでおくといざという時、慌てずに済みます。早めに予約した方が時間の融通が利きやすい、というメリットもあります。

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大学生がすべき事前準備とは?

大学生がすべき事前準備は、次のようなものが挙げられます。

  • 足袋など小物が体にフィットしているか確かめる。
  • 当日の寒さ対策。
  • 万が一、着崩れたときの直し方をチェックする。
  • 雨天時の移動手段をチェックする。

足袋など小物類は、レンタルしたときにまとめて貸してくれることも多くあります。この時、足袋や草履は特に入念にチェックが必要です。

何故かというと靴が合わないと辛いのと同じで、足袋や草履もサイズが合わないと、卒業式の間中、辛い思いをすることになります。

また学校の卒業式というと、体育館で行われることも多く、冬場は寒くて辛い人も多いのではないでしょうか。袴はズボンに比べると生地こそ厚いものの、スカートのように下から隙間風が入ってきます。

袴や着物と同じ色のヒートテック、タイツを履く。貼るタイプのホッカイロを、背中やお腹につけておく。など、冷え対策を事前に考えておくことが大切です。

着物は歩くうちに帯がズレたり、中に着る襦袢がよれたり、着崩れが起きます。

こうなると見た目も悪いのですが、レンタル品の振袖や袴を汚してしまうきっかけにもなるので、着崩れの直し方を覚えたり、着崩れしないような工夫をすることが重要です。また、着付けが上手な美容室を利用するのもオススメです。

それでも、着崩れてしまうことはどうしてもあり得ますし、天候によっては着物での外出に向かない場合も考えられます。

雨天時にはタクシーで帰る、予め迎えに来てもらう場所を決めておく、といった工夫が大切です。

卒業式直前でも間に合う?近所の呉服屋さんを探してみる

もし、袴の準備をしてなかった・・、卒業式直前になって袴を着たくなった!という方もいますよね。

そんな方は、近所の呉服屋さん、着物屋さんを探してみてください。

意外と呉服屋さんや着物屋さんには袴のストックがあるところがあります。

ですので、直前になって卒業式は袴を着ることになったら、出来るだけ早めに着物屋さんで探してみてください。

ネットでも袴をレンタルできるお店もあるので、チェックしてみてくださいね。

まとめ

  • 袴レンタルの予約は「夏休み前」までにするのがオススメ。
  • 事前の小物チェックや寒さ対策で当日を快適に過ごせる。
  • 着崩れに注意、当日のカバー方法を知っておくと便利。
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